雨が泣いてる

部屋の端にある
シングルベッドの上でうずくまれば、
膝を抱えた手に
濡れた髪から雫が落ちる

窓を叩く雨音が耳に沈む

私は、 毛布にくるまったまま
天井を見上げた

蛍光灯に照らされて淡白く光る天井と
雨で浮き彫りになった静寂が
冷えたからだに溶けていく

瞼のところで涙がふるえた
孤独に食べられそうな気がしてた

私は、 搾り出すように声を出す

誰も居ない家
誰も居ない部屋

昔好きだった歌を口ずさむ



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